両国ゼミナール

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2016 / 04 / 27  23:27

今日の化学~化学安定性~

今日、健康診断を受けました。

胃検診が最もつらいですね。

胃検診には3つのつらさがあります。

1.前日20時以降何も食べてはいけない。
→前日、16時から22時まで授業があったので、16時直前に食べた弁当が最後の晩餐でした。(涙)

2.バリウムと発泡剤を飲まなければならない。
→地獄です。ぐるぐる転がるのもしんどいです。

3.下剤を飲まなければならない。
→下剤を飲むと、病人のような精神状態になります。

これで再検診になったら、この世の終わりみたいになりますね。

胃カメラ地獄です。

少しでも長生きするために、地獄の苦しみを味わうわけです。

ところで、なぜ胃検診でバリウムを飲むかご存知でしょうか。

バリウム(硫酸バリウム)には二つの性質があります。

一つはX線を吸収する性質。二つ目は化学的に安定している性質です。

この「化学的に安定している」を詳しく説明します。

化学的に安定しているとは、化学変化しないということです。

逆に化学的に不安定であるとは、化学変化しやすいということです。

例えば毒と呼ばれるものは、体内に入ると、化学的に不安定なために急激に化学変化します。

サリンは猛毒のガスとして知られていますが、化学的に不安定なために作ることも難しいのです。

仮に作ったとしても、すぐに別の物質に変化してしまうため、それを安定して大量に作り、貯蔵することは極めて難しいのです。

(安心してください。私はサリンの作り方を知りません。)

毒性があるとは化学的に不安定であるということを意味しています。

食べ物は化学的に安定していると言えるでしょうか?

ほとんどの場合、NOになります。

簡単に考えると、口に入れた食べ物が、ケツから出てくるとき、見るも無残な姿で出てくるではないですか。

化学的に変化している証拠です。

口に入れるときにエネルギー状態が高い状態であったものが、ケツから出てくるときにはエネルギー状態が低い状態で出てきます。

一般的にカロリーで示されるこのエネルギーの差は熱エネルギーになり、基礎代謝や運動に使われます。

一方、バリウムの場合はどうでしょうか。

口に入れたものものが、そのままケツから出てくるではないですか。

これは化学的に超安定しているという証拠です。

同じ白い液体である牛乳を飲んでも、白いオシッコも白いウンコも出てこないじゃないですか。

化学的に安定していないという証拠です。

2017.06.23 Friday