両国ゼミナール

仙台、古川で短期集中講座、歴史漫画クラブを開催します!詳しくはメールマガジンの配信登録をしてください。
 0229-25-9971
お問い合わせ

blog

2016 / 09 / 05  22:50

【物理学講座】円運動の極意

HF040_72A.jpg

受験のシンデレラを見すぎて、大胆な題名を書いてしまいました(笑)。

 

最近、高校生に円運動を教えていて、自分の学生時代を思い出すのですが、円運動だからと言って、何でもかんでも遠心力が働くと考えてはいけません。

 

遠心力とは円運動をしている物体と同じ運動している観測者から見た慣性力です。

 

したがって、式を立てるときは誰から見た式を立てるのかということがポイントになります。

 

静止している観測者なのか、運動している観測者なのかということです。

 

静止している人から見た場合、物体の運動を捻じ曲げている向心力が働いているから、物体が直進せずに曲がっているという解釈になります。

 

これを円運動している観測者から見ると、遠心力と向心力が釣り合って、静止しているように見えます。

 

このことを正しく理解していないと、図の中に無用な矢印を書くことになります。

 

無用な矢印を書くと、たいてい式を間違えます。

 

円運動の極意は遠心力を考えないことであり、物体とともに運動している観測者から見たほうが立式しやすいという極めて特定の条件に限り、遠心力を考えるべきです。

2017.06.24 Saturday