両国ゼミナール

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2017 / 05 / 02  01:25

正一位多川稲荷大明神符からの

4月29日にポストにお札が入っていました。

虎舞の少年たちが来てくださったのだと思います。

ありがとうございます。

来年は、早起きをして、万全の態勢でお迎えしたいと思います。

数枚のお札の中に「正一位多川稲荷大明神符」という札がありました。

この「正一位」とは何かご存知でしょうか。

これは位や地位を表すものです。

では誰がお稲荷様に位を与えたのでしょうか。

それは天皇です。

我が国の天皇とは神様にも位を与えるご存在なのです。

源頼朝が鎌倉幕府を開いたのは1192年だとなぜ言えるのでしょうか。

それは天皇が源頼朝を征夷大将軍に任命したのが1192年だからなのです。

我が国の天皇は時の為政者に権力の正当性を与えてきました。

今日の総理大臣についても同じです。

民が指名した総理大臣を天皇陛下が任命することによって、権力の正当性が与えられるのです。

我が国二千六百余年の歴史において、天皇がいなかったことは一度もありません。

内政的には、民は天皇を頂いたことで豪族の私的な支配を免れました。

日本の民主主義は天皇を頂くことで実現してきました。

また、外交的には皇帝とは異質な天皇というご存在を頂くことで中華冊封体制に吸収されることなく、国家の独立を維持してきました。

我が国において、天皇とは水や空気のような存在です。

そのありがたみが理解できなくても、万民がその恩恵を享受しているのです。

我が今上陛下は125代目でありますが、初代神武天皇は伊勢神宮におわします天照大神の孫のひ孫にあたります。

仏教の僧である西行は神道の総本山である伊勢神宮を参拝し、次の歌を詠みました。

何事の
 おわしますかは
  知らねども 
 かたじけなさに
  なみだこぼるる

天皇とはどのようなご存在であるかを理解することは相対性理論を理解することよりも難しいことです。

しかし、我々国民は確実にその恩恵を頂いております。

2017.06.24 Saturday